「公営ギャンブルはクレジットカードが使えない」というイメージがありますが、最近はクレジットカード対応の公営ギャンブルも増えてきました。この記事では、クレジットカードが使える公営ギャンブルについて解説します。
かじの君
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クレジットカードが利用できる公営ギャンブル4種類
クレジットカードが利用できるのは以下の4種類です。
ただし、使用には次の制限があります。
レース場や売店ではクレジットカードを使えない
競馬や競艇、ボートレースなどのレース場や、宝くじの売店では、残念ながらクレジットカードで券を購入できません。使えるのは現金または、専用のICカードのみです。
インターネット投票ならクレジットカードが利用可能
ネットの販売サイトならば、クレジットカードを使って券を購入できます(インターネット投票と呼びます)。スマホからでも手続きできるので便利です。
公営ギャンブルでクレジットカードを使って券を買う方法
それぞれの公営ギャンブルについて、クレジットカードの利用方法を詳しく解説します。
【競馬】JRAダイレクトでクレジットカード購入が利用可能
競馬はJRAダイレクトというサイトで、クレジットカードで馬券を購入できます。利用可能なクレジットカードは以下の画像にある7種類のカードです。
またJRAダイレクトにおいてクレジットカードを利用するには、以下のような条件があります。
- 登録できるクレジットカードは1人1枚まで
- 「クレジットカード名義=クレジットカードのご利用代金支払い口座名義」である必要がある
- 本人名義のクレジットカードである
- デビットカードは登録できない
- 未成年は利用できない
馬券を購入する際には「一括購入」しか支払いオプションを選べません。分割払いやリボ払いをしたい場合には、JRAダイレクトでクレジットカードを利用した後に、クレジットカード側で支払いオプションを変更するようにしましょう。
またクレジットカードでの馬券購入には以下のような条件もあります。
月間利用限度額 | 5万円(手数料を含む) |
システム手数料 | 100円 |
1日に購入できる回数 | 3回 |
参考⇒競馬ができるオンラインカジノ!競馬ゲームの種類とおすすめカジノ
【競輪】クレジットカードで電子マネーをチャージして車券を購入する
競輪は、直接クレジットカードで決済するのではなく、車券販売サイトの電子マネーサービスにお金をチャージして、電子マネーにしてから車券を買います。
競輪の車券購入サイトはいくつかあり、使える電子マネーが違います。それぞれのポイントや電子マネーについて、利用可能なクレジットカードや使える競輪サイトを簡単に表にまとめてみました。
車券販売サイト | 対応電子マネー | 使えるクレジットカード |
楽天ドリームス |
デルカ | VISA/Mastercard/JCB |
GAMBOO |
デルカ | VISA/Mastercard/JCB |
JOYエンジョイ | デルカ | VISA/Mastercard/JCB |
DMM競輪 | トレタ | VISA/Mastercard |
チャリLOTO | チャリカ | VISA/Mastercard/JCB/American Express |
Win Ticket | Win Ticket | VISA/JCB/Mastercard/(Apple Pay) |
個人的には楽天Kドリームスに登録して、デルカで購入するのが簡単でおすすめです。
また、デルカに楽天IDを紐づけておけば、楽天スーパーポイントでデルカをチャージすることも可能です。楽天経済圏でポイントを貯めているものの使いどころがない、と悩んでいる方は競輪に投資してみても面白いでしょう。
ちなみに、競輪の公式サイトでも車券は買えますが、こちらは銀行振込でしか入金できません。
【オートレース】クレジットカードでデルカを購入して車券を購入
オートレースも競輪と同じく、車券を直接購入する形ではなく、ポイントを購入する形でクレジットカードを利用することができます。しかし競輪のように幅広い選択肢があるわけではなく、インターネット投票ができるのはGAMBOOだけです。
GAMBOOのサイトからデルカを購入する際にクレジットカードを利用することができます。なお、利用可能なブランドはVISA、JCB、Mastercardの3社で、本人確認サービスを登録しておくことが条件です。
デルカのチャージ金額は1か月あたり5万円が上限です。デルカには複数のクレジットカードの登録が可能ですが、カード1枚あたり5万円ではなく、すべてのカードを合算したチャージ上限が5万円ですので注意してください。
なお、デルカにはドコモ払いでチャージする方法もあります。
ドコモと契約しているユーザーの場合はドコモ払いにより、実質的にクレジットカードのようにチャージが可能です。
ドコモ払いのチャージ上限も月間10万円に設定されているため、通常のクレジットカードチャージよりも高額の軍資金を投入することができます。
【宝くじ】公式サイトでクレジットカード購入が利用可能
宝くじでは宝くじ公式サイトでクレジットカードを利用して券を購入することができます。利用できるカードブランドは以下の通りです。
しかし、宝くじで使えるクレジットカードは以下の会社発行のものでなければなりません。
例えばVISAブランドのクレジットカードでも、楽天カードだと宝くじが購入できないということですね。
また本人認証サービスの登録が必須となりますので、忘れずに手続きを済ませておきましょう。また利用可能なクレジットカードは本人名義のみで、他人名義はもちろん、家族カードや法人カードは利用できません。
なお宝くじはドコモとauの契約者の場合、キャリア決済を利用することもできます。キャリア決済はクレジットカードと同じような使い方ができますので、契約者の方は是非利用を検討してみてください。
公営ギャンブルではないが「オンラインカジノ」もクレジットカード利用ができておすすめ
公営ギャンブルではありませんが、最近は「オンラインカジノ」がグングン人気を伸ばしてきています。パチスロのようなスロットゲームや、賭け麻雀やポーカーもあるので、日本人でも楽しめます。
関連⇒一番稼ぎやすいギャンブルはオンラインカジノ!儲かる理由は?
Mastercardはほぼすべてのオンラインカジノで利用可能、VISAやJCBも対応していることが多いです。また、数は少ないものの、American ExpressやDISCOVERのクレジットカードが使えるオンラインカジノもあります。
ギャンブルでクレジットカードを使いたいと考えている方は、是非オンラインカジノの利用も検討してみてください。
クレジットカードが利用できない公営ギャンブルでクレジットカードを使う方法
クレジットカードが利用できる公営ギャンブルは上記で紹介したのみで、地方競馬や競艇、パチンコ、パチスロなどでは使えません。
しかし、直接クレジットカードが使えなくても、間接的にクレジットカードの利用枠を資金にして賭けを行うことはできます。具体的な3つの手法について、詳しく解説していきます。
方法①クレジットカードの現金化業者を利用する
1つ目の方法がクレジットカードの現金化業者を利用することです。クレジットカードの規約上「カード利用枠の現金化は規約違反」とされていますが、業者を利用しても特にバレる心配はありません。
手数料が差し引かれるため、還元率としては80~95%程度が標準レンジとされていますが、確実に現金化できます。現金ができれば口座に入金してインターネット投票に必要なポイントや電子マネーを銀行振込でチャージしましょう。
方法②自分自身でクレジットカードの現金化を行う
クレジットカードの現金化は業者を使うと、かなりピンハネ率が高いため、手数料負担が大きくなります。そのため自分自身でクレジットカードの現金化をするのも1つの手です。具体的な手法としては、以下のような方法があります。
- トラベレックスで外貨をクレジットカードで購入し、両替所で日本円に換金する
- 商品券や新幹線チケットを購入し、金券ショップに売る
- 新品の商品を購入して、中古ショップに持ち込んで売る
上記のような方法であれば、即日現金を作ることができます。また「クレジットカードでオンラインカジノに資金を入金して、現金で出金する」というのもクレジットカード現金化の1つの手法です。
オンラインカジノを利用した場合、換金率が100%以上になる可能性もあります。
関連⇒オンラインカジノで換金!現金化するなら換金手順を覚えよう
方法③クレジットカードのキャッシング枠を利用して現金に換金
クレジットカードには多くの場合「キャッシング枠」が付帯しています。
キャッシングの利用可能枠が余っている場合には、即時キャッシングをして現金に換金ことも可能です。
利率は年利で18%程度とかなり高めに設定されていますが、キャッシングをする時点では特に手数料は請求されません。現金化しうる金額を満額で出金するためには、最適な方法と言えます。
クレジットカードで使える公営ギャンブル:まとめ
この記事ではクレジットカードが使える公営ギャンブル及び実際のクレジットカードの利用方法を解説しました。競馬と宝くじはクレジットカードによる直接的な券の購入が可能、競輪とオートレースは券の購入に必要なポイントのチャージにクレジットカードを利用することができます。
クレジットカードが使える場合、リアルタイムで手元資金がなくてもギャンブルに参加可能です。「ギャンブルでの一発逆転を夢見ている」という方は、是非クレジットカードで公営ギャンブルに参加してみてください。
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