WYBWYPシステムは、4ゲームのうち「1回勝てれば利益を確保できる」必勝法です。この記事では、WYBWYPシステムで「いくらの利益が得られるのか?」、メリットやデメリットをご紹介します。
かじの君
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WYBWYPシステムのやり方(賭け方と進め方)
WYBWYPシステムがどのようなベッティングシステムなのか、手順から確認していきましょう。また、1回勝つことで得られる配当金も合わせてチェックしてください。ちなみに、WYBWYPは『What you bet is What you profit.』の英文の頭文字を取った略称です。「あなたの利益は、あなたの賭け方による」‥こんな感じの意味合いです。
WYBWYPシステムの手順
WYBWYPシステムは、まず最初に1単位(ユニット)あたりの金額を決めます。負けた時だけ、賭け金を「1・1・2・4」単位(ユニット)に上げてベットしていく手法です。
4ゲーム目に4単位賭け、勝てばプラス収支(1回勝てれば利益確保)・負けてしまえば(4連敗)、必勝法をリセットして再スタートします。賭け金の単位が決まっているので、とても分かりやすく覚えやすいのが特徴です。
WYBWYPシステムのやり方を画像つきで説明
WYBWYPシステムを実践したようすを画像つきで紹介します。やり方を間違えたくない方は参考にどうぞ。
実践条件
・ルーレットをプレイする
・1ドル単位でベット
・配当3倍の1~12のダズンベットに賭け続ける
・10ゲームプレイする
1ゲーム目
【1124】の順番でベットするので、まずは1ドルを賭けます。
結果:負けてしまいました。
2ゲーム目
負けた場合【1124】の左から順に賭けていく決まりなので、次は左から2番目の1ドルを賭けます。
結果:今度は勝ちました。
3ゲーム目
勝った場合は、また最初からやりなおして1ドルを賭けます。
結果:負けです。
4ゲーム目
先ほど負けたので、数字を進ませ1ドルを賭けます。
結果:勝ちました。この時点で2勝2敗ですが配当が3倍なので合計+2ドルです。
5ゲーム目
勝ったので、また最初からです。
結果:負けです。
6ゲーム目
さらに1ドルを賭けます。
結果:またも負けてしまいました。
7ゲーム目
【1124】の数字をさらに進ませて左から3番目の2ドルを賭けます。
結果:勝ちました。仮にここで負けていたら次は4ドルを賭けます。
8ゲーム目
勝ったので、また最初からやり直します。
結果:負けです。
9ゲーム目
前回同様に1ドルを賭けます。
結果:勝ちました。
10ゲーム目
1ドルを賭けます。
結果:負けました。
以上10ゲームをシミュレーションした結果、4勝6敗で最終的に+4ドルです。6敗しましたが配当が3倍なので+の結果になりました。このように大勝はできませんが、リスクもそれほどないのがWYBWYPシステムです。
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 収支 | 合計 |
1回目 | 1ドル | × | -1ドル | -1ドル |
2回目 | 1ドル | 〇 | +2ドル | +1ドル |
3回目 | 1ドル | × | -1ドル | ±0ドル |
4回目 | 1ドル | 〇 | +2ドル | +2ドル |
5回目 | 1ドル | × | -1ドル | +1ドル |
6回目 | 1ドル | × | -1ドル | ±0ドル |
7回目 | 2ドル | 〇 | +4ドル | +4ドル |
8回目 | 1ドル | × | -1ドル | +3ドル |
9回目 | 1ドル | 〇 | +2ドル | +5ドル |
10回目 | 1ドル | × | -1ドル | +4ドル |
WYBWYPシステムが有効なゲーム
冒頭でルーレットで使うことができ・・と言いましたが、ルーレットでも色々な賭け方がありますよね。その中でも、配当が3倍・確率1/3と言われる『カラム・ダズンベット』で有効です。
カラムベット3か所・ダズンベット3か所がありますが、どちらのベットか選択し→1ヶ所にベットします。
1回勝てばいくらの配当金?
WYBWYPシステムを活用した場合に、得ることのできる配当金を表にまとめました。1回勝てば利益確保‥果たして、配当金はいくらになるのでしょうか。※ここでは分かりやすいように、1単位=1ドルに設定しています。
3連敗が続いたものの、最後の最後:4ゲーム目で勝つと「+4ドル」で終えることができます。※4ゲーム目の利益は+8ドルですが、それまでにー4ドルなので累計収支は8-4=4ドルです。単位を多く設定するほど、得られる配当金も比例して多くなりますね。ルーレットに自信がある人は、単位多めで挑戦してみても良いかもしれません。
WYBWYPシステムの勝率・利益額について
WYBWYPシステムについてもう少し詳しく見ていきます。勝率と利益額‥ちょっと難しい話と思うかもしれませんが、活用する際には知っておいて欲しい点です。
WYBWYPシステムの勝率の目安
WYBWYPシステムの勝率は、ずばり!理論上で言いますと、【32.43%】です。その根拠は、ヨーロピアンルーレットだと全部で37個の数字があります。そのうちのカラムベット・ダズンベットいずれかの1ヶ所=12個の数字に賭けているので、12÷37=0.3243…⇒32.43%となるわけです。00があるアメリカンルーレットだと、31.5%と少し勝率が下がってしまうので‥WYBWYPシステムを使う時は、ヨーロピアンルーレットがベター。
WYBWYPシステムの利益額は いくら?
WYBWYPシステムの利益額について確認していきましょう。前述した、配当金の章で載せている表をもう一度ご覧ください。最後の4ゲーム目に勝つと+4ドルの収支です。では、1・2・3ゲーム目で勝つことができた場合に利益額はどう変わっていくのでしょうか。それをまとめたのが、こちらの↓表です。
2ゲーム目で勝てば+1ドル・連敗しても3ゲーム目で勝てば+2ドルと面白い結果になりましたね。このように、WYBWYPシステムは4ゲームの間に、「どこで勝ったとしても」利益を生み出せます。1単位1ドルですが、5ドルだと5倍・10ドルだと10倍して当てはめてください。
WYBWYPシステムは本当に儲かるの?
WYBWYPシステムは、本当に儲かるのか・・その答えは、4回ゲームを行う間に《1度でも勝てれば、金額は違えど利益を確保できる》です!いわゆる儲けが出るということ。しかし1度も勝てずに4連敗した場合は、累計賭け金8ドル分が丸々損失となってしまいます。1回の勝ちを逃がさないために何をすべきなのでしょうか。
①空回しを上手く使い、的中を目指す
1回の勝ちを逃さない‥それは、オンラインカジノならではの「空回し機能」を使うことです。空回しとはチップを賭けずに無料で回すことで、この空回しを行なってデータを取り‥偏りを確認します。それまでに出た数字を避けて、違うところに賭けて的中の確率を上げるというもの。何十回と回すと、必ずどこかで偏りは出ているはずです。それを上手く使って、「次に出そうな数字」に賭けるんです。例えば、時間も手間も多少かかりますが、空回しだけならそこまで負担にもなりません。軍資金も減りませんしね。
Point!4連敗する確率は約20%と低い
先ほどWYBWYPシステムの勝率は、32.43%だと言いました。これは、カラム・ダズンにベットしていくからです。反対に負ける確率は 67.57%(100-32.43)
となりますが、これは1ゲーム単独での数値です。「4ゲームともに全敗」してしまう確率は、約20%ほど。あくまでも数字だけですが、それほど高くなく…むしろ勝率の方が高いんです。「勝てなかったらどうしよう‥」と言う心配は、そこまで不要。勝率に目を向けて、空回しを行なって少しでも的中率を上げることに専念していきましょう。
WYBWYPシステムのメリットとデメリット
記事も後半に差し掛かってきました。WYBWYPシステムについて、だいぶ知識・理解ともに深まってきたと思います。ここからは、WYBWYPシステムのメリットとデメリットを見ていきます。しっかりと理解して、WYBWYPシステムをより、自分のモノにしていきましょう。
WYBWYPシステム:3つのメリット
まずは、メリットを3つ紹介します。
メリット①1回でも勝てば必ず利益確定
メリット1つ目は、「1回でも勝てば利確」できる点です。2ゲーム目と3ゲーム目で勝った時の利益額は違うものの‥少なくても必ずプラス収支で終われるのは、WYBWYPシステム最大のメリットと言って良いでしょう。利益を出すために、連勝する必要は無いのです。
メリット②ローリスクで済む
負けた時に賭け金を増やすと言っても、<1→1→2→4>と そこまで急激に増えるわけではありません。4単位まで進めば再び1に戻るため、仮に1回も勝てなくても(前述したように)-8ドルの損失だけ・非常にリスクが少なくて済みます。これが2つ目のメリットです。また、“4ゲーム以内に1回の勝ち”だけで良いのは、メンタル面でもほとんど負担がかからないのでは無いでしょうか。
メリット③ルール・止め時が分かりやすい
最後3つ目のメリットは、WYBWYPシステムのルールが「負けた時に、賭け金の単位を1・1・2・4と増やす」という分かりやすい点です。わざわざ紙に書く必要は無く、覚えやすいですよね。また、4ゲームが1サイクルなので‥勝っても負けてもここ(4ゲーム)で終わり!止め時が明確なのも、良い点です。
WYBWYPシステム:3つのデメリット(弱点・リスク・注意点)
一見、WYBWYPシステムにはデメリットが無いようにも感じます。しかし、ギャンブラーにとっては少し物足りない?弱点が隠されていました。3つ見ていきます。
デメリット①利確できるものの、儲けは少ない
連勝しなくても1回の勝ちで利益を確保できるWYBWYPシステムですが、1・1・2・4という賭け金の単位は変更できないので‥勝っても儲けが少ない点はデメリットです。また、どこで勝つのかによって得られる利益額に差が出るというのも‥ネックと言えるでしょう。同じ“勝ち”には変わりが無いわけですから。こういう必勝法だと割り切れると良いかもしれません。
デメリット②連勝しても、あまり意味が無い
WYBWYPシステムの2つ目のデメリットは、連勝したとしても意味が無い点です。その連勝数に応じただけの、リターンが見込めません。WYBWYPシステムは負けた時こそ賭け金をルールに基づいて変えていきますが、勝った時は最初の1単位を賭け続けます。これにより、連勝しても大きな儲けには繋がらないのです。
デメリット③全敗すれば、損失は回収不可
1回勝てれば良いと言っても、この1回の勝ちが遠い‥ことだってありますよね。流れも運も悪く、4ゲーム(1サイクル)の中で一度も勝てず4連敗したとします。-8ドルの損失が出るのは、ここまででもお伝えしました。この8ドルもの損失を回収できないのが、WYBWYPシステムの弱点でもあります。4ゲーム(1サイクル)終わった時点が止め時なので、最後に勝つことができていなければ損失を抱えたまま終了なのです。
WYBWYPシステムの弱点をカバーして、勝ちやすくする2つの対策
WYBWYPシステムの弱点はメリットと同じ3ポイントありましたが、少しでも勝ちやすくできる方法があるならば‥知りたくないですか?カバーできる2つの対策を紹介して、この記事を締めます。
①1単位(ユニット)あたりの金額を増やす
儲けが少ない‥これに不満があるならば、1単位の金額を5ドル・10ドルなどに増やしましょう!1・1・2・4の単位さえ守ればOKなので、1単位(ユニット)が1ドルなら、1⇒1⇒2⇒4ドルの順に・5単位ならば、5⇒5⇒10⇒20。目指す利益額があるならば、それに合わせて単位数あたりの金額を調整してください。ただしWYBWYPシステムに慣れるまでは、1ドルなど最低限の金額の方が良いのではと思います。
②全敗を想定し、プレイするサイクル数を決めておく
1サイクルの間に1度も勝てずに終わってしまった場合、このままWYBWYPシステムを止めてしまえば=マイナスのままというのがデメリットでした。しかし2サイクル目・3サイクル目と再度挑戦すれば、損失分は回収できる見込みが大です。1ドルの場合は8ドルしか失ってしませんし、勝率の章でも解説したように「勝率の方が高い」ので、挑戦する価値は充分ありますよ。
また、2サイクル目は回収のために3ドルで・3サイクル目はより利益を出すために5ドル‥など、前述したように1単位の金額を上げるなどの工夫をしてみるのもアリです。
WYBWYPシステムのまとめ:コツコツ利益を出すには最適
WYBWYPシステムは、3連敗後の4回目で勝つと一番大きく利益を確保できる必勝法です。「勝つ前の連敗数」が鍵となり、言い換えれば《負けた回数が多くても、最後に勝てれば利益が出》ます。とは言っても、勝っても負けても1サイクルで一旦は終了してしまうため‥1サイクルだけでガッツリ稼ぐという方法ではありません。「何サイクルか行なって、コツコツと利益を積み重ねていく」ことを前提に、WYBWYPシステムを使って頂けたらと思います。
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